私が以前、岐阜県の奥飛騨地方の町へ駐在を命じられた時の事です。
駐在と言っても、おまわりさんではありません。
私は民間人ですので、在籍する企業の支店ではなく駐在員で、いわば普及員のような立場での異動でした。
その際、比較的都会に住みなれた家族に戸惑いがあり、とりわけ妻はマンション住まい派なので、マンションに住みたいと言ったのですが、マンションと呼べるような賃貸物件がある飛騨高山市から、更に車で夏場でも1時間半はかかる田舎町でしたので、流石の妻もマンションは諦めて賃貸物件を探すことになりました。
と言っても、賃貸物件でさえまともにないようなところでした。
近くに賃貸不動産仲介業者さんの扱う物件は、やたら広い一戸建ての空き家ばかりでしたが、郷に入れば郷に従え方式で心を決め、家族4人で農家の空家を借りて住むことになりました。
私は田舎育ちでしたので殆ど違和感なく、環境に入り込む事が出来ましたが、妻子は馴染むまで本当に苦労したようです。
小学校は複式学級で、子供達もショックを受けたようですが、みんなとても仲良くしてくれ、だんだん学校が好きになってくれました。
週末には皆で家庭菜園を楽しんだり、冬にはスキーを楽しんだり、ちょっと変わった体験をすることが出来ました。
そんな田舎の賃貸物件に、心から感謝しています。
なぜ賃貸マンションを選ぶ時に番号を確認すると良いか
賃貸マンションでは、不動産会社を選ぶのはとても大切です。良い物件に居住できるか否かは、その会社のクオリティーに左右される一面があります。クオリティーが高ければ、良い物件に居住できる確率も高まる訳ですね。
ただ多くの方々は、その会社選びの基準で困惑しています。会社を選ぶのが大切だとわかっていても、具体的にどのような方法で判別すれば良いか分からなくなっている方も多いですね。
1つの基準としては、免許番号を確認してみる方法があります。正規な不動産会社であれば、番号を取得している筈なのです。
そして一番肝心なのは、まずその番号自体が存在するか否かです。存在しなければ、ちょっと不正規の可能性もあるでしょう。
また番号が存在するだけでなく、括弧書きも大切です。大抵の免許番号には括弧が書かれていて、その中に数字が記載されているケースがほとんどなのですね。その数字の多さに着目してみると良いでしょう。
括弧書きの中の数字が大きければ大きいほど、創業年数は長いことになります。1と書かれていた時には、創業されてからあまり年数が経過していない会社なのですね。それに対して3と記載されていた時は、かなり長い間事業を営んでいると判断できます。
このように免許番号の意味を知っておくだけでも、かなりの情報を読み取る事が可能なのですね。ですので賃貸マンションを選ぶ時には、必ず不動産会社の免許番号を確認しておくべきでしょう。それだけでも良い物件に居住できる確率が高まると思います。